ブログの記事がパクられました。
と言ってもこのブログじゃないです。っていうかこんなブログの記事をパクるやつはさすがにいませんよね。
他で月イチくらいで超適当に書いてるブログの記事がパクられていました。
記事だけじゃなく写真まで。
どうやってこれを見つけたかというと、自分のブログの被リンクを調べていたときに偶然発見したという次第です。
パクられた写真にはいちおう出典が書かれていたもののリンクすらされていない。リンク無しってさすがにダメじゃないの。
パクったサイトは他にもいろんなサイトから記事や写真をパクりまくって、ようするにキュレーションメディアみたいな体裁でサイトを構築していた。アクセスはまだ大したことない。
で、ネットって簡単に記事をパクれてしまうのでこういうことになったら泣き寝入りするしかない。
なわけないじゃん!
パクったサイトをGoogleの検索結果から除外する方法があります。
君はDMCAを知っているか?
DMCAとはデジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act)の略で、ようするにデジタルコンテンツに関する著作権を守る法律で、アメリカにて2000年に施行されたものです。
アメリカなら日本は関係ないじゃん・・・と思うのは早計。Googleはアメリカの企業なのでこれに従わなければならない。
これを申請すると、Googleはそのコンテンツが著作権に違反しているかどうかを慎重にチェックするわけですが、このチェックに場合によってはべらぼうに時間がかかることがあるので、とりあえず申請があった時点で即そのページを結果から除外という処置にする。で、審査が終わるまで除外され続け、実際に違反していたらそのまま削除、問題なければ復活という流れになります。
これ昔からけっこう悪用されていたりもするんですけどね。
みんなのDMCA申請を見てみよう
自分が申請する前に、みんなどんなことで申請しているか気になりますね。
世の中には便利なサイトがあって、
https://www.lumendatabase.org/
このサイトでDMCAが申請されているかどうかチェックできます。
ためしによくあるまとめサイトのURLをぶち込んでみましょう。
7487286件!
さすがやで!
まとめサイトが如何に著作権者に忌み嫌われているかがわかります。
DMCA申請のやり方
「書作権侵害による削除」
このページから申請ができます。
サーチコンソール機能の一つなのでサイトマスターとしてサーチコンソールにログインする必要があります。
「著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明」
という項目がキモになります。
これを適当に書いてしまうと認可されないのでしっかり書きましょう。
ちなみに、文章の大部分がコピーされたり写真が盗用されたりっていうのは一目瞭然でパクられてるってわかるほどの説得力があるので、その場合はけっこう簡単に書いても通るようです。特に写真はすんなり行きますね。
申請すると数日後にサーチコンソールにメッセージが届きます。
そこには削除リクエストに申し立ての種類「DMCA」というかたちで削除が承認されたという報告があります。
削除されたページは検索結果の一番下に
こういう表示が出ます。
ちなみにパクったやつのサーチコンソールにも削除されたというお知らせが届くので、青い顔をしていると思います。
今回はめんどうなので申請しませんでしたが、該当のサイトが今後アクセスが伸びてきて悔しいなぁと思ったら申請してみようと思います。