雨後のタケノコどころじゃないですね。
今年中にバーチャルユーチューバーは3000人を超えると思います。
バーチャルユーチューバー増えすぎ問題
すごく増えるとは思っていたけど本当にもうめちゃくちゃ増えてしまってあっという間に2000人を突破してしまった。
ランキングサイトを見ると順位2000番あたりのバーチャルユーチューバーなんて登録数30くらいで内容も何番煎じだよっていうくらいありきたりで、これではどうやってもチャンネル登録なんて増えないし、モチベーションが保てなくて消えていくことが容易に予想される。
本当にもうゴールドラッシュは残っていないのか?
けっこうたくさんのバーチャルユーチューバーを見てみたけど、どれもやっぱり限界を感じる。何が限界かっていうと、バーチャルであることの限界。
ほとんどがゲーム配信ライブ。動画編集すらされてない垂れ流し。
これじゃニコ生ゆっくり配信の延長線でしかない。
現実と絡めないというのはユーチューバーにとって非常に大きな障害だ。
バーチャルユーチューバーと言えどユーチューブ上で動画を配信している以上ユーチューバーなわけで。
ユーチューバーは現実との絡みがメインで、ゲーム配信オンリーのユーチューバーはもちろんいるけど、多くのユーチューバーの中のごくごく一部のジャンルに過ぎない。
ところが、バーチャルユーチューバーはそのごく一部のジャンルに集中しすぎてしまっている。これでは飽和するのは当たり前で、ものすごいセンスがないとこの1ジャンル内で輝くのは非常に難しい。
バーチャルが現実と絡む
やはりこれは外せない。
2Dの中だけでは遠からず限界が来る。というかその限界はもう来ている。
こんな粗製濫造の状態で、これからヒットするバーチャルユーチューバーは
現実×バーチャル
だと思うんですよ。
全身のモーションキャプチャーを可能にするデバイスが普及帯の価格まで降りてこようとしている。まだ非常に高価な部類だけど、たぶん今年中に10万円くらいまでコストダウンできるんじゃないかな。
ユーチューバーたちがやっていることをモーションキャプチャーを装備した中の人で撮影し、それに3Dデータをマッピングする。
モーションキャプチャーは付属アプリでモーションデーターを記録できるようになっており、それをMMDあたりに加工すればけっこう簡単にいけるんじゃないか。
某ヒカキン氏の動画にものすごく雑な合成でMMDをかぶせてみました。
モーション加工や動画の編集など既存のバーチャルユーチューバーに比べてハードルは格段に上がるけど、まだ誰も開拓していない未知の分野。これはヒットすると思う。
Smartsuit Proでモーションキャプチャー
モーションキャプチャーをしてくれるスーツがあります。
お値段は25万円以上するけど、トラッキングデータは標準フォーマットのFBXで出力でき、USBのバッテリーで最大6時間の稼働が可能。
モーションキャプチャーを利用したわけじゃないけど、現実と絡めているバーチャルユーチューバーも現れ始めている。

ただ背景を現実にしているだけで3Dキャラは別撮り合成だけど。
このアイデア、早くしないと大手が乗り出してきてからじゃ手遅れになるので、これからバーチャルユーチューバーでバクチを打とうとしているならやってみる価値は十分にあると思う。キズナアイあたりがきっとそのうちやり始めそう。
amazonで売ってるけど個人輸入したほうが遥かにマシwww