先日世間を騒がせた、「老後に備えて2000万円貯蓄しておけ」です。
国のフトコロ事情を把握している金融庁が試算した老後資金の報告書。
あろうことか内閣府はこれを受け取らないと小学生のガキみたいなことを言い出して無かったことにしようとしている。もうメチャクチャだよこの国!
そもそも人口が無制限に増えていくというバカげた前提を最初に考えた連中は人口が減った場合のシミュレーションをしてなかったのか。
そしてとうとう国の機関からうっかり出ちゃった老後2000万円貯蓄発言。
こんな発言が出るってよっぽどです。
制度解体して収めた分を返還してもらって、海外に戸籍持ったほうがマシなんじゃないかと思えてくる。
ということで副業で何か稼げそうなのがないか考えてみます。
老後2000万円貯蓄するには
現時点で40歳あたりの人が、年金の収めた額と給付額が釣り合わなくなるとか言う話も聞きます。うっわ、まさしく僕の世代ですよ。
「老後」が何歳からという問題ですが、年金給付開始と考えると65歳からが老後と言えるかもですね。
いま40歳の人が今回の件でヤベぇ!ってなって今から貯金に励むとします。
あと25年なので1年あたり80万円の貯金ってことですね。
無理です。
月に6万6千円ですよ。
こんなの副業しないと無理です。
これが余裕という人はそもそもすでに貯蓄できているでしょう。
いま30歳の人が思い立って貯蓄を始めたとするなら、あと35年もあるので年間57万円。月に4万7千円ほどですね。
いやこれも無理では?・・・。
とにかく、せめて月に5万円くらいは副業で稼ぎ続けなければいけないということになりますね。
よくある副業をチェック
クラウドソーシング
データ入力とか記事作成とかいろいろあります。
在宅でできるので人気ですが、スキルの要らない業務についてはかなりの薄給です。
プログラマーも競争率が上がってしまって単価が下がりつつありますね。
ロゴ制作とデータ入力はやったことがあります。
ロゴはコンペ式なので選ばれなかったら完全に時間の無駄ですが、幸い選ばれました。どこぞの企業の社ロゴでした。でもコンペの競争率が高すぎるのでもうやる気はありません。
データ入力は会議の議事録でしたが、ハッキリ発言しないやつが一人でもいると聞き取りにくくてストレスマッハです。
ポイントサイト
バカじゃないですかね・・・。
1円とか10円とか小学生の小遣い以下で焼け石に水です。
せどり
BOOKOFFで仕入れてヤフオクやメルカリで売ったり、ゲーム機やグッズなど新商品を並んで買って転売するとかです。
手軽に始められる反面お宝なんてまず見つからないし、新商品系は安定しないので収入として当てにするには弱い。
せどりで儲けようと思ったら、お宝さがしという不安定な供給源をやめたほうがいい。
薄利多売でゴッソリと仕入れて売ったほうがいいですね。
知人の話ですが、中国のアリババで車の部品を大量購入してヤフオクやヤフーショッピングで売っている人がいます。
日本で相場3000円くらいの部品が、アリババだと1000円で売ってるそうです。
アリババはロット購入なので100個くらい仕入れて売りさばく。ただし1割くらいが不良品だとか。
注文や商品に不備があった際に中国語でやり取りするので、中国語ができるなら割と良さそうです。
ブログアフィリエイト
難しい。
月収100万円突破とか景気のいい話をよく聞きますが、100人いたら成功するのは1人いるかどうかくらいだと思います。その成功も、月に5万円突破できるっていう程度。
Googleに振り回されて安定しないし、先日のアップデートなんか個人サイトがボロクソに検索圏外に飛ばされたりもしています。
こんなの30年どころか1年先も読めません。
誰でもかけるような記事はぜんぜんダメで、自分の趣味や特技を洗い出して、それをネタに書いていけば可能性が出てきます。
僕の周囲では、アイドル系、演劇系、IT系で月に5万円以上稼いでるブロガーが何人かいます。
こんなもん読むだけで儲かるほど甘くないです。 この手の本はいっぱいありますね。本当に月収130万達成していたら本なんて書くわけないっスよ。
ちなみにこのブログは月に5千円程度しか稼げていません。
5万円突破するにはあと10倍くらいアクセスを増やさないといけない計算になりますが、記事書くのがけっこうめんどう大変なので難しいです。
投資
バカめ!元本割れするわ!
今や投資はAIだしド素人の個人が乗り込んだところでボロクソに翻弄されて資産を減らしてしまうのが目に見えている。
仕手筋の餌になるだけです。
最近流行り?の積み立てっていうのも、毎月積み立てに回す資金が必要なわけでそれは稼ぎ出さないといけない。もちろん元本割れの可能性もあるし損益通算(マイナスが出ても控除にできない。よく知りませんが)もできない。
ただ、運用するのはプロなので長期的に見てプラスに転じる可能性が大きく、素人が運用してボロクソにされるよりはよっぽど現実的ですね。
Youtuber
僕はやったことがないのでとやかく言う資格もないですが。
ブロガーよりは儲かると思います。
日本向けに作るよりも海外に向けたほうがユーザーが多いので、海外志向で英語字幕を入れたりするとよさげ。
参入障壁が高いほど可能性がある
当然と言えば当然ですが、簡単に参入できるものは成功率が低いうえに収入が少なすぎて、とてもじゃないけど月に5万稼ぐなんて夢のまた夢ですね。
ブロガーやユーチューバーなんて成功しているのは極々ひと握りどころか爪の先のバクテリアほどしかいない。
ちょっと付加価値を付けるとか工夫が必要になってくると思います。
学生の時にハードオフのジャンクでビデオデッキを500円や1000円で購入して、直してヤフオクに流すというのをやってましたが、小遣い稼ぎにはちょうどいい感じでした。
電化製品の故障はほとんどが電源絡みで、内部のヒューズが飛んでるだけとかで簡単に直るので、電源が入らないジャンクを選んで買ってました。
500円のデッキが5千~1万円くらいになってかなりオイシイ稼ぎになりましたね。
アンプなんかもいい値で売れました。
車関係のオクを見ていると、ヘッドライトの曇りを取って転売している人も見かける。あれウレタンスプレーでけっこう簡単に処理できるので競争激化しない限りは小遣い稼ぎができそうです。
在宅じゃないけどウーバーイーツも休日の昼夜限定で狙ってだいたい5千円くらいにはなるとか。
結局、自分の時間を切り売りして働くしかないってわけで、自分の時間にいかにして付加価値をつけていけるかが重要です。それはスキルであったりアイデアであったり。
誰もがやっているようなことは誰でもできるようなことなので付加価値がありません。
それだったらバイトしたほうが手堅いんじゃないかなぁとか思えてきます。