Bluetoothのペアリング接続がブチブチブチブチ途切れまくって
「切れたいのは俺のほうだクソが!」
とストレスマッハな状況に陥っている人に、キーボードを叩き折る前に試してほしい設定があります。
Bluetoothのマウス叩き割ったりBluetoothのイヤホン引きちぎったりしてしまう前にぜひ試してみてください。
もくじ
なぜBluetoothのペアリング接続が切れるのか
ホスト機器とは電波で接続しているわけですが、こいつが環境によっては使い物にならないくらい途切れまくります。
キーボードやマウスなどのコントロールデバイスで急に途切れたときのストレスはハンパないですね。
ペアリングが途切れる原因
電波干渉
Bluetoothは2.4GHz帯の電波を使用していますが、この周波数帯を利用する機器が家庭内に結構あって、それらの電波が干渉することで接続が不安定になります。
代表的なものがWi-Fi(無線LAN)、電子レンジ、コードレス電話など。
特に電子レンジは強力なノイズを発生させており、別の周波数帯にも影響を及ぼすほど強いノイズ源です。
Wi-Fiについては、対応しているなら5GHz帯を使用するように切り替えてみるといいですね。
電磁ノイズの影響
上で挙げた電子レンジもそうですが、強力なノイズを発生する機器があると周波数帯に関係なく影響があります。
送電線や電車、ドライヤーや掃除機などが主なノイズ源となります。
ホストマシンの処理落ち
ホストアダプタがスマホで重いゲームをしているときや、PCでもドライバが古かったりすると処理落ちが発生しBluetoothが途切れる原因になることも。
バックグラウンドで動作しているアプリを終了させたり、PCの場合はホストアダプタのドライバを最新に更新してみると安定することもあります。
PCの設定
Windowsマシンの場合、ほとんどの原因がこれです。
ということでBluetoothが途切れる場合の設定について紹介していきます。
Bluetoothが途切れる場合、PCの設定で劇的に改善することも
僕が先日購入したdynabook Tabですが、これがWindowsタブレットで、Windowsをタブレットとして使用するのはけっこう無理があるなと感じてBluetoothのキーボードとマウスを購入しました。
USBの無線キーボードとマウスは持っていましたが、このタブレットは充電兼用のmicroUSBが一つあるだけで、充電しながら使うとなると必然的にBluetoothで接続するしかありません。
そこで購入したのが以下のキーボードとマウス。
さっそくペアリングして使用してみたら、1分おきくらいでどちらも途切れてしまって、タスクバーのBluetoothアイコンから再度認識させないといけないほど不安定で使い物にならない。
これがもうストレスマッハで、キーボードへし折ってやろうかと思ってしまうくらいですが、へし折る前に設定を見直してみましょう。
Bluetoothホストアダプタの節電オプションを設定しよう
2.デバイスマネージャーをクリック
4.Bluetoothのホストアダプタを右クリックでメニューを展開、「プロパティ」をクリック
ちなみに右クリックじゃなくダブルクリックでもいいです。
Bluetoothのホストアダプタは環境によって名称が違います。
僕のタブレットでは「Bluetooth 無線」となっていました。
5.電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする
このチェックを外す。
Windowsはこの設定がデフォルトだとオンになっています。
以上の設定でほとんどの環境で途切れることがなくなると思います。
次に念のため以下の設定も項目があればやっておきましょう。
電源の管理でBluetoothホストアダプタの節電設定を解除
画面キャプチャはちょっと手抜きします。
1.「スタートボタン」を右クリック
2.「電源オプション」をクリック
3.「電源の追加オプション」をクリック
4.「プラン設定の変更」をクリック
5.「詳細な電源設定の変更」をクリック
6.「ワイヤレスアダプターの設定」の項目を展開、省電力モードの設定を
「最大パフォーマンス」に変更
これは無線LANの速度も上がる場合があります。
以上です。
ちなみに上記設定はOSの大型アップデートがあった場合に元に戻ることもあるので、アップデートの際は再度確認しよう。