ロクでもないテクニックのコーナーです。
ブロガーやアフィリエイターがたった一つのサイトしか持ってないということはたぶんありえないと思います。
表向きに運営しているサイトとは別で、プライベートな日記ブログをやっていたりすることもよくあること。
アフィリエイト報告ブログを運営していながら、実際のアフィリエイトサイトのURLまでは紹介していないっていうアフィリエイターも多いですね。
あれってなんで公開しないんでしょうか。ノウハウや実益がバレるから?
今回はそんなブロガーのプライベートサイトを暴き出す方法を紹介してみます。
というのも、先日書いた記事の
これ。
このA氏が運営しているアフィリエイトサイトを探すのが今回の目的。
居酒屋で彼のタブレットでサイトを見せてもらったもののURLなんて覚えられないしサイト名も知らん英単語?っぽいもので覚えてなかった。
URL教えてほしいとメールしたら彼の性格からして絶対に断られる。いや断られるだけならまだ人間性を感じるけど、まず間違いなくスルーされると思う。これは腹が立つ。くやしい。
ということで、彼のポートフォリオサイト(制作実績とか仕事募集してるサイト)からアフィリエイトサイトを割り出してみようと思います。
もくじ
複数のサイトを同じサーバー内で運営している可能性が高い
レンタルサーバーは1アカウント契約すると、その中にいくつでもサイトを作ることができます。レンタルサーバーによって上限はありますが、たいてい50サイトくらいは作れます。
もちろんドメイン料が1サイトあたり年間1000円くらいかかるものの、サーバー代はいくつ作っても1アカウントの料金のみ。
そのため、1つのアカウントでいくつものサイトを同じレンタルサーバー内に作っている可能性が非常に高いです。
レンタルサーバーは物理的なハードウェア1つに何百ものアカウントを内包していることが多く、その何百ものアカウントがそれぞれ複数のサイトを作っていたりするので物理サーバー1つに数えきれないほどのサイトが入っていたりします。
レンタルサーバーは言わば賃貸マンションのようなものです。
何百もの部屋のある賃貸マンションの1室を借りて、その部屋をさらに分割したりしてサイトを作って表札(ドメイン)を掲げて公開します。
この1つの賃貸マンションはお隣さんが誰だとかはわかりませんが、同じ住所(ipアドレス)に建っている建物(サーバー)なので、住所(ip)からある程度絞り込むことができます。
サーバー内の同居人を探せるサービス
いくつかありますが、実験にこのブログのドメインを入れていきます。
僕がレンタルしてるこのサーバーでは公開しているサイトは今のところこのブログのみなので、他のサイトは一切無関係です。
公開していないサイトはいくつかありますが、クライアントへのプレビューに使っているのでbasic認証をかけてアクセスできないようにしてあります。当然、以下の同居人検索には引っかからないようにしてあります。
レンタルサーバー同居人検索
日本語のサイトということもあって有名ですね。
ドメインやIPアドレスを入力するだけ。httpなどは要りません。
wwwありと無し両方で試すといいです。片方しか認識されていない場合もあるので。
このブログ以外は7サイトしか出てきませんでした。レンタルサーバーでこんな少ないなんてことはあり得ません。ここは情報の更新があまり頻繁ではないので、最近立ち上げられたサーバーだと情報が十分ではない場合が多いです。
Reverse IP Domain Check
海外のサービスです。こちらも情報の更新が遅く、新しいサーバーだとほとんど出てこないことがあります。wwwありと無し両方試してください。
SpyOnWeb
こちらも海外のサービスです。
更新が速く強力に検索できるのでこれが本命。
ドメイン名ではなくIPアドレスを入力してください。IPアドレスは先ほどまでの「サーバー同居人検索」や「Reverse IP Domain Check」でドメインで検索すると出てくる、ピリオドで区切られた4つの数字です。
77ドメイン見つかりました。
Bing
マイクロソフトの検索エンジンです。使ってる人いますか?シェアは5%未満というのを聞いたことがあります。
この検索エンジンは他の検索サイトにない特徴として「IPアドレスで検索できる」という機能があります。
検索窓に
ip:202.213.xxx.xxx
という具合に「ip:」に続いてIPアドレスを入力して検索するとIPアドレスで検索できます。
出てくるのはサイトではなく「ページ」なので、膨大な検索結果が出てきます。
このブログが入ってるサーバーはどうやらどこかのweb制作会社が入っているようで、アニメのコラボカフェがいっぱい出てきました。
月額1000円の激安サーバーで企業がコラボカフェ運営するんですか・・・。
実際にプライベートサイトを探してみる
結論から先に言うと、目的であったA氏のアフィリエイトサイトは見つかりませんでした。どうやら同じサーバー内で運営していないかもしれません。くやしい。
これでは面白くないので腹いせに他の著名ブロガーが隠しサイトやってないか探してみます。
某有名ブロガーのhit●de氏なんかどうでしょうか。勝手に取り上げます。
・・・。
・・・・・。
隠しサイト、見つかりませんでした。
公表しているもう一つのサイトが出てきただけです。
ネタとして何の面白味もなくなってきました。まずいですね。
hit●de氏の入っているサーバーにアフィリエイターっぽいドメインを見つけたので、このアフィリエイターが運営しているほかのサイトを探してみました。
そのアフィリエイターはアフィ運営報告用のブログのほかに、ゲームや医療系など全部で5つのサイトを運営していることを公開していました。が、もうひとつ、公開していない内緒にしているサイトを見つけました。
表向きに運営しているサイトでは丁寧な口調で記事を書いているものの、隠しサイトのほうでは愚痴ったりとか口調がキツめだったりで、こちらでガス抜きしているんだなというのが伺えます。
見分けるポイント
ドメイン
安いトップレベルドメイン(.jpなどの部分)を使っている場合が多い。
.co.jpなどは企業でなければ取れないのであり得ません。
.jpは年間5千円くらいするのでこれもまずありません。
また、ドメイン名の名付けの傾向が似ていたりします。日本語をローマ字にしたものとか、単語をハイフンでつなぎ合わせているだとか。
wordpressのテーマ
使い慣れたテーマを使ってしまう傾向がよくあります。
アドセンスのコード
これが決定的です。
アドセンスのアカウントは一人1アカウントと規約で定められており、複垢は認められていません。もし複垢がバレてしまうと速攻でBANされてしまい、アドセンスの稼ぎがゼロになります。アフィリエイターとしてこれは絶対に避けなければならないので、同じアドセンスコードを異なるサイトでも使いまわすしかありません。
登録名はもちろん銀行口座名やアクティベート時の実住所(アクティベートコードが郵送されてくる)、アドセンス管理画面へのアクセス時のブラウザクッキーやIPアドレスなどでバレてしまうようです。
ca-pub-から始まるアカウントID、この数字で同一人物かどうかが判定できます。
身バレしないためには
ドメイン名
ドメイン名を付けるときは他のサイトと違う基準で付ける。
wordpressテーマ
使ったことがないものでも積極的に使いましょう。
いろんなテーマを使うことでスキルアップにもつながります。
アドセンス
バレたら困るサイトではアドセンスを貼り付けるのはあきらめてaspやamazonでやっていきましょう。
アドセンスコードってGoogleの検索には引っかかりませんが、アドセンスコードを検索できるサイトがあって、そこでコードを検索するとそのコードが使用されている他のサイトを調べることができます。
レンタルサーバー
バレたら困るサイトを同じサーバー内で立ち上げるのはやめましょう。
wordpressでサイトを立ち上げるならエックスサーバーのwpXクラウドなんか月額500円なのでこれで十分だと思います。
もちろん、バレても問題ないサイトだったら同じサーバー内でバンバン立ち上げてアドセンスコードもガンガン使いまわしちゃいましょう。