僕は2009年にSoftbankのHTC Desireっていう超初期の時代からスマホを使ってるユーザーでたぶん10台以上のスマホを使ってきていますが、液晶画面を割ったのってXperiaで1度だけなんですよね。あとはタッチ不良を起こしたLGくらい。で、圧倒的に壊れることが多いのが充電端子。10台のうち半分くらいはこれが原因で買い替えに至っています。
スマホを充電するときの端子、ようするにマイクロUSB端子ですが、よく壊れたりグラグラに緩くなったり充電ができなくなったりするんですよね。
充電中に足引っ掛けてコードを思い切り引っ張ってしまったり、充電中に机から落としてケーブルだけでぶら下がったり。
ベッドで寝ながらスマホしてるときにケーブルを引っ張りすぎるポジションでずっと使い続けていたら端子がグラグラになって充電はできるもののPCに繋いでも認識されなくなったスマホもあります。
そもそも充電中に使うなって言われそうですが、充電中でも使いたいんですよ。
先日買ったHuaweiのP20 liteもそのうち壊してしまいそうなので、そうなる前に対策してみました。
マグネットケーブル!!!!
amazonのタイムセールでたまたま表示されたこのケーブル。
あんまり期待せずにポチってみました。
パッケージはしょぼいですね。
ケーブルと、マイクロUSB、USB Type-C、iPhoneのLightning用アタッチメントが付属。
接続面はこんな感じ。
充電のみサポートでPCとの通信接続はできない。
近づけるだけで「すぅっ」と吸い付くようにカチっと接続される。
この感触気持ちいい・・・。
マグネットの力はけっこう強い。けど急な力が加わったりするとあっさり外れる。
これなら端子を壊してしまうこともないですね。
充電。
正確に計測したわけじゃないですが、どうやら2Aの急速充電に対応してるようです。
電子コンパスへの影響は?
次に、購入前にamazonのレビューで気になっていた、
「電子コンパスが使えなくなる」
というレビューの真偽をチェックしてみます。
電子コンパスは地球の地磁気で方位を測位するセンサーですが、磁気で測位しているのでもちろん磁石の影響を受けます。
・・・・。
マグネット端子を付けたり外したりしましたが何の影響もでません。
試しにマグネット端子をスマホの上部に近づけてみます。
めっちゃ荒ぶってきました。
磁界強度が降り切れることもあってまともに方位を測定できません。
右下には磁気測定異常だから修正しろって設定ボタンが出てます。
やはりスマホの電子コンパスは磁力の影響を受けますね。
ただ、スマホの電子コンパスはほとんどが端末の上部分に入っています。
下のほうは通話用のマイクスピーカーが入っていてこれの磁界の影響がそれなりに大きいからそういう設計にしているんだと思います。
したがって、マイクロUSB(充電端子)が端末の下部にあるスマホなら影響を受けることはほとんどないと思います。
影響があったところでナビの時に自分の向いている方角が狂うくらいで、それも動き出したらナビの機能(進行方向を向くように補正するようになっている)によって補正されるので大きな問題はないと思いますが。
電子コンパスのセンサーがどこに入っているかチェックするには、コンパスアプリを起動して適当な磁石をスマホの周囲に近づけるとわかります。
充電端子から遠い位置にあれば安心してマグネットケーブルを利用できますね。
3カ月使用後のレポート
特に問題は出ていません。
マイクロUSBの接続端子が余っていたので別の機器にも付けました。こちらも問題なく使えています。
職場や車の中でもこれで充電したいので充電ケーブルだけを半額くらいで何本か売ってほしいくらいです。
いちいちケーブル持ち歩くのめんどうだし。